AWS SAA→Security Specialty→SOAの順で取得して見えたこと。インフラエンジニアの資格取得ロードマップ

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この記事でわかること

  • SAA→Security Specialty→SOAという取得順序を選んだ理由
  • 各資格の学習期間の目安とつまずいたポイント
  • 現在挑戦中のSAP-C02に向けた学習の進め方
  • 資格取得がキャリアチェンジにどう効くか

2025年3月にAWS認定資格を3つ(ソリューションアーキテクト-アソシエイト、セキュリティ-専門知識、SysOpsアドミニストレーター-アソシエイト)取得し、現在はプロフェッショナルレベルのSAP-C02を学習中です。国内大手メーカーでのインフラ実務経験と並行して取得してきたこの3資格について、なぜこの順番で取得したか、それぞれどう学習したかを実体験ベースでまとめます。

AWS資格取得ロードマップ:SAA・Security Specialty・SOA取得済み、SAP-C02学習中を示す図

なぜこの順番で取得したか

実務で触れる領域に近い資格から順に取得しました。

インフラエンジニアとして日々の業務で最も接点が多かったのが、システム全体のアーキテクチャ設計でした。そのため、まず土台となるソリューションアーキテクト-アソシエイト(SAA)から着手し、その後、業務で重要性を増していたセキュリティ領域(Security Specialty)、最後に運用の専門性を深めるSysOpsアドミニストレーター(SOA)という順で取得しました。実務の延長線上にある知識から資格化していくことで、学習内容がそのまま仕事に還元される好循環を作れました。

SAA(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)

AWS全体のサービス体系を理解する、最初の一歩として最適でした。

学習期間は業務の合間を縫って2〜3ヶ月ほど。実務でAWSに触れていたとはいえ、使ったことのないサービス(コスト管理系、移行系のサービス等)の範囲は広く、参考書とWeb問題集を併用して知識の抜け漏れを埋めていきました。実務経験があると有利な反面、「経験があるからこそ自己流の理解で止まってしまう」部分もあり、公式ドキュメントで用語の定義を確認し直す作業が特に効きました。

Security Specialty(セキュリティ-専門知識)

SAAの次にセキュリティを選んだのは、業務でのセキュリティ要件の重みが増していたためです。

デジタル庁の法人認証基盤PoCなど、可用性・セキュリティへの要求水準が高いプロジェクトに関わる中で、IAM設計や暗号化、監査ログの体系的な知識の必要性を強く感じていました。SAAより出題範囲が深く、インシデント対応やコンプライアンスに関する問題も多いため、実務での障害対応・監査対応の経験がそのまま得点力に直結した実感があります。

SOA(SysOpsアドミニストレーター-アソシエイト)

運用エンジニアとしての「当たり前」を、体系的な知識として裏付ける資格です。

日々の運用監視・障害対応・パフォーマンスチューニングの実務内容と最も重なる資格でした。実務経験がある分、対策時間は3資格の中で最も短く済みましたが、CLIコマンドの詳細な仕様など、普段使わないオプションを問われる問題もあり、侮れない試験だと感じました。

現在挑戦中のSAP-C02(ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル)に向けて

アソシエイト3資格の知識を土台に、より複雑な要件のアーキテクチャ設計を学んでいます。

コスト最適化・移行戦略・マルチアカウント管理など、単一サービスの知識だけでは解けない複合的な問題が中心です。これまでの3資格がインフラエンジニアとしての実務に直結していたのに対し、SAP-C02は経営・事業視点の判断が絡む場面も多く、今のプロダクト企画職の仕事とも接点を感じながら学習を進めています。

資格取得におすすめの学習法・サービス

参考書とWeb問題集の併用が、最も効率的だと感じています。

具体的にどのサービス・教材を使ったかは、比較記事にまとめています。

資格はキャリアチェンジにどう効くか

「実務経験を体系的な知識として証明できる」ことが、資格の最大の価値でした。

インフラエンジニアから企画職への転職活動でも、AWS資格は技術的な素養を客観的に示す材料として機能しました。資格取得はゴールではなく、実務理解を整理し直すプロセスです。今インフラエンジニアとして働いている方にも、キャリアチェンジを考えている方にも、体系的な棚卸しの手段としておすすめします。