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【2026年最新】AWS PrivateLinkとは?実務で使って分かったネットワーク設計の勘所

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インフラエンジニアとして実務でAWS PrivateLinkを扱う中で、公式ドキュメントだけでは掴みにくかった「実務での勘所」がいくつかありました。基本的な仕組みの整理と合わせて紹介します。

この記事でわかること

  • AWS PrivateLinkの基本的な仕組み
  • 実務で使って分かった設計の勘所
  • どんな場面でPrivateLinkを検討すべきか

AWS PrivateLinkの基本的な仕組み

インターネットを経由せず、VPC間やVPCとAWSサービスの間をプライベートに接続する仕組みです。

AWS PrivateLinkは、トラフィックをパブリックインターネットに公開することなく、VPC(仮想プライベートクラウド)・対応サービス・オンプレミスネットワークの間にプライベート接続を提供する仕組みです。通信を受ける側(サービス提供側)が「VPCエンドポイントサービス」を作成し、通信する側(サービス利用側)が自分のVPC内に「インターフェースVPCエンドポイント」を作成することで、この2つが組み合わさって初めて「PrivateLink」として機能します。片方だけでは成立しない点が、最初につまずきやすいポイントです。

実務で使って分かった設計の勘所

「誰が何を公開し、誰が何を受け取るか」を最初に整理しておくと、設計がぶれません。

  • 役割の非対称性を意識する:PrivateLinkは片方向の接続です。「サービス提供側」と「サービス利用側」のどちらの立場で設計しているかを常に明確にしておくと、エンドポイントの作成場所を間違えにくくなります。
  • セキュリティグループの設定漏れに注意する:VPCエンドポイント自体にもセキュリティグループを設定できるため、インスタンス側だけでなくエンドポイント側の許可設定も見落とさないようにする必要があります。
  • 可用性を意識したサブネット配置:インターフェースVPCエンドポイントは、複数のアベイラビリティゾーンに配置することで、単一障害点を避けられます。単一AZだけに置いてしまうと、そのAZの障害で接続経路自体が失われるリスクがあります。

どんな場面でPrivateLinkを検討すべきか

「インターネットを経由させたくない」という要件が出た時点で、まず検討候補に入れるべき選択肢です。

社内システムから外部SaaSやAWSサービスへの通信を、パブリックインターネットを経由させたくないというセキュリティ要件は、大規模システムの設計では頻繁に出てきます。VPCピアリングやTransit Gatewayといった他の選択肢と比較しつつ、「特定サービスへの接続だけをシンプルに閉域化したい」というケースでは、PrivateLinkが有力な選択肢になります。

まとめ

AWS PrivateLinkは、片方向の接続という特性と役割の非対称性を理解しておくことが、設計をスムーズに進めるポイントです。AWS資格取得の学習ロードマップはこちらの記事にまとめています。